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大谷、投手お預けでも猛打のMVP オールスター第2戦

リーグ戦の登板でつぶした右手中指のマメの影響で自ら持つ「球界最速163キロ」超えへの挑戦はお預けとなった。だが、そのアクシデントも終わってみれば22歳のスター性をさらに際立たせただけ。"リアル二刀流"を解禁し規定打席未満ながら約3割3分の打率を残す大谷が、打者として球宴の主役になった。

強打者ぞろいの打線に割って入って「5番・DH」で出場し、五回の第2打席。DeNA・井納に対し、「右投手だし、引っ張りにいった」。初球の外角球を狙ったが、球威に押されて振り遅れたと振り返る。それでも類いまれなスイングスピードで補い左中間に伸びた打球は、弾道の美しさも兼ね備えた今季を象徴するようなソロに。併殺続きで元気のなかった打線に勢いをつけた。

レアード(日本ハム)が二塁打で続き、「大谷君の勢いに乗っかった」と浅村(西武)が右翼への同点2ラン。大谷は七回には左前打でチャンスメーク役に回り、今宮(ソフトバンク)の適時打で一時勝ち越しのホームイン。八回には2死一、二塁から同点の右前適時打で、昨年からのパ・リーグ4連敗を阻止した。

普段は打撃練習の機会も限られる兼業打者が、リーグを代表する好投手から3安打2打点しMVPを獲得。「投手として選んでもらったのに、こういう形になってしまったので何とか活躍したいと思っていた」。本人は最後まで申し訳なさそうだったが、くめども尽きぬ潜在能力を間近で目にできたファンは大満足で家路についただろう。(西堀卓司)

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