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「改憲、そもそも言っている」 胸張る首相

東京・永田町の自民党本部では開票速報で優勢が伝えられ、居並ぶ幹部から笑みがこぼれた。記者会見場に現れた安倍晋三首相(61)は「アベノミクスの信を問い(自公で)改選議席の過半数を得た。しっかり力強く進んでいく」と胸を張り、ボードの当選した候補者名に赤いバラを付けた。

憲法改正を前面に出さなかった選挙戦について、首相は「自民はそもそも改憲を言っている。それを前提に票を入れてくれた」と指摘。「(改憲案は)憲法審査会で議論する」と手続き論を繰り返し、改憲の民意を得たのかとの問いには「国民投票で決める。それが民主主義だ」と強調した。

幹事長の谷垣禎一氏(71)は「改憲勢力も同じ考えではない。国会でよく議論し、野党第1党と折り合う必要がある」と慎重な姿勢だった。

公明党の党本部(東京・新宿)にも次々と当選の報が舞い込み、代表の山口那津男氏(63)は「政権の実績と主張について明確に訴えたことが理解を頂いたと思う」と誇らしげに語った。

同党は憲法に必要な条文を加える「加憲」の立場で他の改憲勢力とは一線を画す。山口氏は「当面、憲法9条の改正は必要ない」との考えを明らかにし、「どこをどう変えるか国会の議論は全く深まっておらず、これから。国会の合意形成を慌てないでやっていくべきだ」と語った。

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