中国電、3度目延長申請 上関原発埋め立て免許で

2016/6/23 6:18
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中国電力は22日、準備工事が中断している上関原子力発電所(山口県上関町)の建設計画について、公有水面埋め立て免許の期限を、着工した日から9年9カ月以内に延長するよう山口県に申請したと発表した。完成には工事再開から約3年はかかり、前回申請した延長期間内(2018年6月まで)に完成できないと判断したため。延長期間の改定申請は3回目となる。

上関原発は09年に準備工事に着手したが、11年の東日本大震災を受けて中止している。建設に必要な埋め立て免許の期限は、取得当初は着工から3年以内(12年10月)とされていたが、期限内の完成が困難として延長を山口県に要請していた。

延長期間について、中国電は12年に着工から6年以内、15年5月に8年8カ月以内とするようそれぞれ期間改定を申請してきた。

免許の延長申請について山口県はこれまで補足説明の要求を続けており、判断を先送りしてきた経緯がある。

中国電は同日付で、免許延長申請に関する補足説明を山口県宛てに郵送した。補足説明は7回目となる。山口県の村岡嗣政知事は昨年の中国電の補足説明に関して「十分とは言えない」と判断し、上関原発の国策上の位置づけなどに関して再質問していた。県は中国電の補足説明を受け、公有水面埋立法に基づき申請を判断する。

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