gumiの16年4月期、最終赤字32億円
スマートフォン(スマホ)向けゲームのgumiが10日発表した2016年4月期の連結決算は、最終損益が32億円の赤字(前の期は1億9100万円の黒字)だった。売り上げが振るわなかったうえ、不振の海外事業の一部撤退や縮小などに伴い、約12億円の特別損失を計上した。投資有価証券評価損の増加なども重荷となった。
売上高は前の期比22%減の214億円。主力ゲーム「ブレイブ フロンティア」の国内外での利用者数の減少で課金収入が落ち込んだ。
17年4月期の業績予想は開示していない。国光宏尚社長は、新作ゲームの利用者増加や海外事業の見直しの効果などで「黒字化を目指したい」と話した。
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