2019年6月26日(水)

カタール投資庁、シンガポールのオフィス棟買収 2630億円

2016/6/7 23:44
保存
共有
印刷
その他

【シンガポール=菊池友美】カタールの政府系ファンドであるカタール投資庁は、米大手運用会社のブラックロックからシンガポールの43階建ての高級オフィスタワー「アジア・スクエア・タワー1」を約24億5000万ドル(約2630億円)で買収することで合意した。

米不動産サービス大手のジョーンズラングラサール(JLL)のデータによると、2004年以降のオフィスタワー1棟の取引額としてはアジア太平洋地域で最大で、世界でも2番目に大きいという。

同タワーはシンガポールのビジネスや金融の中心地の一つ、マリーナ・ベイ地区で最大の床面積を持つオフィスタワーだ。約11万平方メートルの事務所スペースと3700平方メートルの小売りスペースからなり、シティバンクなどの大手企業が入居する。 同タワーは市場でも人気の高い物件とされている。今回の取引成約を受け、「今後数カ月間、シンガポールの高級オフィス物件に対する投資家の関心が高まるかもしれない」(市場関係者)との見方もある。

カタール投資庁は世界で多くの不動産投資を行ってきた。昨年7月には、キャピタランド傘下のサービスアパートメント事業のアスコットと協力し、世界各地でサービスアパートを開発するために6億ドルのファンドを立ち上げた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報