ベトナム、国営企業株の売却延期 ビナミルクなど

2016/6/7 23:47
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【ハノイ=富山篤】ベトナムの国営企業株を保有する国家資本投資公社(SCIC)はベトナム・デイリー・プロダクツ(ビナミルク)など有力企業の株式売却を延期することを決めた。当初は2016年中に保有分をすべて売却する予定だった。好業績で資金力も豊富な有力企業に対する影響力を残したいベトナム政府の思惑が影響しているとの見方もある。

ベトナムは環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を控えて国営企業改革が急務だが、スピードの遅れも懸念される。 SCICは7日までに16年の国営企業の株式売却リストを発表した。この中には16年に株式放出を予定していたビナミルク、保険大手のバオミン保険などが漏れていた。 特にSCICが45%の株式を保有するビナミルクは5月下旬、国営企業としては初めて外資の100%保有を可能にするよう規定を変更したばかり。大株主のSCICも同意し、持ち分の放出が確実視されていた。

SCICはビナミルク、バオミン保険などの株をいつ売却するかは明らかにしていない。

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