川崎市、デモ主催団体の公園使用認めず ヘイトスピーチ巡り

2016/5/31 14:01
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川崎市は31日、市内の公園で6月5日に予定されているデモの主催団体側に、公園使用の許可を出さない決定をしたと発表した。この団体は在日コリアンの排除を訴え、差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返していた。

ヘイトスピーチをなくすための取り組みを国や自治体に求めた対策法が24日に成立。市の対応が注目されていた。

福田紀彦市長は「これまで市内でヘイトスピーチデモが行われてきたことは大変残念。過去の言動に鑑み、不当な差別的言動から市民の安全と尊厳を守る観点で、このような判断をした」とのコメントを出した。

川崎市の条例は公園で集会をする場合、市長の許可が必要としている。市議会や市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」などがこれまで、公園使用を認めないよう求める要望書を福田市長に提出していた。

道路の使用許可についても認めないよう、市民団体が26日、神奈川県警に要請書を提出している。市などによると、今回のデモの主催団体による市内でのデモやスピーチは2013年以降、計13回あった。〔共同〕

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