ヤマエ久野、「年間10億円の売り上げ」目指す

2016/5/26 22:03
保存
共有
印刷
その他

食品卸大手のヤマエ久野は26日、マレーシアの食品大手ブラヒム傘下のデヴィナ、輸入業務を手掛けるAコマース(東京・港、秋葉良和社長)とハラル食品の輸入で業務提携したと発表した。ヤマエの網田日出人社長は同日の会見で「年間10億円の売上高を目指す」と語った。

今回のビジネスの第1弾として、ヤマエがブラヒムの商品を出荷し、7月下旬にもホテルや学食、小売店などで販売する。国内の食品会社と連携し、マレーシアに原材料を輸出することも盛り込んだ。

ブラヒムに九州産を中心とした食材を卸し、和食を販売する。ブラヒムに出荷する企業はハラル認証を受けられるため、国内の食品会社にとっても海外進出が容易になる。

ブラヒムはANAホールディングスなど国内外の航空会社38社と業務提携を結び、イスラム教徒向けの機内食を提供している。「和食」はユネスコの無形文化遺産に登録されるなど世界でも注目を集めており、ヤマエとの提携で「本物の日本食を提供できるメリットがある」(デヴィナのナーファティン・イブラヒム氏)。

ヤマエは昨年、ドイツで開かれた世界最大級の食品展示会「ANUGA(アヌーガ)」に出展。4月には輸出業務のための専門部署を立ち上げるなど、海外市場への進出に向けて準備を進めてきた。同社は5年後に海外事業で売上高300億円を目指すとしている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]