2019年1月23日(水)

世界記憶遺産へ登録申請 杉原千畝の資料と上野三碑

2016/5/20 0:13
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来年の世界記憶遺産登録を目指す、外交官・故杉原千畝氏の資料(杉原リスト、岐阜県)と「上野三碑(こうずけさんぴ)」(群馬県)の地元自治体関係者は19日、文部科学省にある国連教育科学文化機関(ユネスコ)国内委員会を訪れ、それぞれ申請書を提出した。

国内委が月内にユネスコ本部に届ける。登録の可否は来年夏ごろに審査される見込みだ。

杉原リストは、第2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った「命のビザ(査証)」で知られる杉原氏に関する記録。杉原氏の出身地で、当時のビザや自筆の手記などを収集した岐阜県八百津町の金子政則町長は提出後、都内で記者会見し「杉原先生の人道精神を伝える意義ある遺産になるだろう」と話した。

上野三碑は群馬県高崎市にある古代石碑3基の総称。7~8世紀に建てられ、日本の社会や東アジアの文化交流を記録した貴重な資料とされる。

杉原リストと上野三碑が登録されれば、日本の世界記憶遺産は、藤原道長の自筆日記「御堂関白記」(京都府)や「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」(福岡県)などに続き計7件になる。

記憶遺産の審査は2年に1度で、申請は1国2件まで。江戸時代に朝鮮王朝が日本に送った外交使節「朝鮮通信使」の関連資料も申請済みだが、日韓共同申請のため、今回の2件とは別枠で扱われる。〔共同〕

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