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奈良先端大が謝罪 遺伝子組み替え植物流出

研究用の遺伝子組み換え植物約290個体が施設内から野外に流出していたとして、奈良先端科学技術大学院大(奈良県生駒市)が10日記者会見し「地域や社会の皆さまにご心配をかけ、深くおわびする」と謝罪した。

植物はアブラナ科のシロイヌナズナ。遺伝子の働きを調べるために遺伝子を改変し育てたもので、周辺環境や人体に影響する遺伝子は使われていないと説明した。

植物温室の半径約20メートル圏内で生えているのが確認され、既に除去した。それ以外では見つかっておらず、シロイヌナズナの繁殖特性から、拡散の可能性は低いという。

先端大によると、学生が4月19日、実験設備などがある温室付近で複数個体を発見。その後約290個体あることが判明した。遺伝子を改変したシロイヌナズナの種が実験関係者に付着し、施設外に出た可能性が高い。

先端大ではさまざまな種類の遺伝子改変シロイヌナズナを育てており、これまで分かっているだけで20~30種類が、少なくとも約1年前に流出したとみられる。今後、定期的な環境モニタリングを実施する。

シロイヌナズナは、花が咲いた状態の背丈が10~30センチ程度。ゲノム(全遺伝情報)が解読されており、遺伝子改変を伴う研究でよく使われる。〔共同〕

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