星野リゾートが温泉街再生、山口・長門市と協力

2016/4/26 6:00
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星野リゾート(長野県軽井沢町)と山口県長門市は市内の長門湯本温泉の再生に乗り出す。25日、同社の高級旅館「界」の進出と、温泉街再生のマスタープランについて協力する合意書を交わした。廃業旅館の再生で実績のある同社の力を借りて、にぎわいを取り戻そうという試み。同社が地域再生に全面的にかかわるのは初めてとなる。

長門市内で星野佳路社長と大西倉雄市長が協定書を交わした。村岡嗣政県知事も立ち会った。

2014年に経営破綻した「白木屋グランドホテル」の跡地に界を建設する。市が保有する跡地を借り、19年中の開業をめざす。従来の界と同様に50室以下、客単価3万円台、建物は低層の2~3階建てとする計画。界の事業費は1室あたり3千万~5千万円が基準。今回もそれに準ずる。従業員も原則地元から雇用し、トレーニング後に配置する。

星野リゾートは長門市から温泉街の再生計画「長門湯本温泉マスタープラン」の策定も受託。6月までに計画をまとめる。市が保有する廃業旅館跡地の利活用や、回遊性を高めるオープンスペースの建設も予定している。

星野社長は記者会見で「首都圏からの旅行客や訪日客を積極的に取り込みたい。そのために山口全体や近辺の観光地の魅力も掘り起こしていきたい」と意欲を述べた。

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