日本代表、4強懸け南ア戦へ最終調整 ラグビーW杯
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で8強に進出した日本代表は初のベスト4入りを懸け、20日に東京・味の素スタジアムで行われる準々決勝で南アフリカと対戦する。19日は東京都内で最終調整し、スクラムハーフの流大(サントリー)は「初の決勝トーナメントでわくわくしている。ゲームプランを遂行し続けるのが僕の役割」と決意を語った。

決勝トーナメントは19日に始まって準々決勝2試合が行われ、イングランドはオーストラリアに40-16で勝った。ニュージーランドはアイルランドに46-14で快勝した。
時折小雨が降る中で行われた日本代表の練習は冒頭が公開され、メンバーは笑顔を見せるなどリラックスした表情でダッシュを繰り返した。優勝2度の南アフリカは大柄で屈強な選手がそろう。流は「運動量で上回っていきたい」と思い描き、フランカーのピーター・ラブスカフニ(クボタ)は「準備は整い、やるべきことも分かっている」と気合に満ちた表情で語った。
世界ランキングは日本が過去最高の6位、南アフリカが5位。過去の対戦成績は1勝1敗で、日本は初対戦だった2015年W杯で34-32の歴史的勝利を挙げ、ことし9月の対戦は7-41で敗れた。〔共同〕