小林陵侑V、今季10勝目 W杯ジャンプ男子個人
【オーベルストドルフ(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は2日、ドイツのオーベルストドルフでフライングヒルによる個人第18戦(ヒルサイズ=HS235メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が427.0点で6試合ぶりに優勝し、今季、通算ともに10勝目を挙げた。
W杯のシーズン10勝は史上9人目。通算勝利数で17勝の葛西紀明(土屋ホーム)、15勝の船木和喜(フィット)に続いて日本勢で単独3位となった。1回目に224メートルでトップに立ち、2回目も234メートルでリードを守った。
佐藤幸椰(雪印メグミルク)は10位、葛西は21位、伊東大貴は25位、小林潤志郎(ともに雪印メグミルク)は27位。中村直幹(東海大)は36位で2回目に進めなかった。