元プロ清原さんが野球教室 再起へ情報発信に意欲
元プロ野球選手の清原和博さんが5日、東京都西東京市内で開催された小学生向けの野球教室で講師を務めた。子どもたちとの真剣勝負では打席で投球が腹部に当たり苦笑いするなど、和気あいあいとした雰囲気で指導。「わずかな力だが、子どもたちに思い出を残せたらなと。本当に楽しい野球ができて良かった」と笑顔で話した。

2016年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けてから再起を期し、今後は動画投稿サイト「ユーチューブ」で公式チャンネルを開設する予定。「執行猶予も明けて約半年がたつが、自分なりにいろいろ発信していきたい」と意欲を示した。
球界についても言及し、40歳で来季も現役を続ける西武の松坂大輔投手には「本人が一番もどかしさを感じていると思う。来年はやっぱり松坂は帰ってきたかという姿を見せてほしいと願っている」とエールを送った。
11月24日に死去した木内幸男さんについては、率いた茨城・取手二高に、大阪・PL学園高2年時に夏の甲子園大会決勝で敗れている。同年の練習試合では大勝していたそうで「まさか夏の甲子園で負けるとは思っていなかった。甲子園の名将といわれる方が亡くなるのはやっぱり残念なこと」と悼んだ。〔共同〕