五輪組織委、女性理事増へ手続きの方針 割合4割に
東京五輪・パラリンピック組織委員会が、来週に理事会、評議員会を開いて女性理事を増やす手続きを行い、割合を40%に引き上げる方針であることが26日、分かった。橋本聖子会長が「男女平等」の取り組みとして進める方針を示していた。
組織委の理事は、現在34人。うち女性は7人で割合は約20%となっている。定款で理事は35人以内と定められており、まずこの枠を広げる。その上で新たに女性理事を多数選任する見通し。
橋本会長はスポーツディレクターを務める小谷実可子氏をトップとする「ジェンダー平等推進チーム」を発足させる意向も表明している。〔共同〕