DeNAラミレス監督、退任が決定的 就任5年目
プロ野球DeNAのアレックス・ラミレス監督(46)が、就任5年目の今季限りでの退任が決定的であることが23日、関係者への取材で分かった。同日にリーグ優勝の可能性がなくなり、50勝52敗5分けの4位と苦戦している。後任は三浦大輔2軍監督(46)が有力視されている。
ベネズエラ出身のラミレス監督の下、昨季までの4年でAクラス入りは3度。筒香嘉智外野手が米大リーグのレイズに移籍した今季は、佐野恵太内野手を4番に据えて才能を開花させ、看板の重量打線を維持した。しかし機動力や小技といった課題を改善できず、接戦での弱さを露呈した。
同監督は強打者で鳴らし、プロ野球通算2千安打も達成。低迷が長く続いたチームの再建を託され、2017年には3位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズ進出を果たした。
元エースの三浦2軍監督は通算172勝をマークした。〔共同〕