レスリング高谷惣「僕が一番強い」 五輪予選へ闘志
レスリングの男子フリースタイルで東京五輪アジア予選(9~11日・カザフスタン)に出場する86キロ級の高谷惣亮(ALSOK)が2日、オンライン取材に応じ、3大会連続の五輪代表に向け「ベストを出せれば、僕が一番強いと思っている。しっかり優勝して東京五輪に行きたい」と闘志を燃やした。予選で2位以内に入れば出場枠を獲得し、五輪代表に決まる。

アジア選手権(13~18日・カザフスタン)に臨む東京五輪代表で74キロ級の乙黒圭祐、65キロ級の乙黒拓斗(ともに自衛隊)兄弟らと3月29日から東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿に励む。今春に自衛隊入りした弟の乙黒拓は「(自衛隊は)レスリングに100パーセント集中できるいい環境。一社会人としても、しっかりしないといけない」と自覚を口にした。
兄の乙黒圭は74キロ級で国際舞台の経験が少なく、五輪へ試金石の舞台。「自分の立ち位置や課題を見つけに行くのが目標」と冷静に見据えた。〔共同〕