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貴ノ岩、暴力問題で引退 付け人殴打「気持ちの弱さ」

大相撲の冬巡業先の福岡県内で4日夜に、付け人の弟弟子(23)に暴力を振るった平幕貴ノ岩関(28)=本名アディヤ・バーサンドルジ、モンゴル出身、千賀ノ浦部屋=が7日、責任を取って現役を引退した。日本相撲協会が同日、引退届を受理したと発表した。親方として協会には残らず、このまま角界を去る。

記者会見で引退を表明した貴ノ岩関(7日午後、東京都台東区の千賀ノ浦部屋)=共同

貴ノ岩関は昨年の元横綱日馬富士による傷害事件の被害者。元日馬富士も事件の引責で同年11月に引退していた。

貴ノ岩関は7日夜、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)と共に東京都台東区の千賀ノ浦部屋で記者会見し「本当に申し訳ありません。弟弟子に手を上げてつらい思いをさせた。引退して責任を取る気持ちが強かった」と謝罪した。

同日午後に墨田区の両国国技館を訪れ、協会の八角理事長(元横綱北勝海)に引退の意向を伝えた。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、理事長は再三にわたって気持ちを確認したが、意思は固かったという。

5日の協会からの聴取で貴ノ岩関は、付け人が忘れ物について言い訳をしたことが理由で、宿舎のホテルで平手と拳で4、5発殴ったと説明。会見で「自分の気持ちの弱さ。反省の気持ちしかない。付け人とは話して謝罪した」と語った。

付け人からも事情を聴いた協会は貴ノ岩関の処分を検討するとしていたが、引退届の受理で不透明となった。

貴ノ岩関は傷害事件後、昨年11月の九州場所から2場所連続で全休。今年3月の春場所から十両で復帰。11月の九州場所は東前頭6枚目で6勝9敗と負け越した。

貴ノ岩関は鳥取城北高への相撲留学を経て、元貴乃花親方(元横綱)が師匠を務めた貴乃花部屋に入門。2009年初場所で初土俵を踏んだ。元貴乃花親方の相撲協会退職に伴い、今年10月に千賀ノ浦部屋に移籍した。〔共同〕

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