【ロンドン=共同】競泳男子の五輪金メダリストでドーピング検査を妨害した疑いを持たれている孫楊(中国)が15日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がスイスのモントルーで開いた公聴会に出席し、不正行為を強く否定した。結論は後日公表される。
昨年9月、世界反ドーピング機関(WADA)の検査員が孫楊の自宅を訪れた際、孫楊の警備員が血液検体の容器を壊したとされる。WADAは、孫楊への処分を警告のみにとどめた国際水連の処分を不当として、CASに提訴した。
公聴会は中国語と英語の同時通訳の質が低く混乱したが、孫楊は繰り返し「検査員が適切な身分証明書を持っていなかったため、信用できなかった」と検査を拒んだ理由を説明した。
孫楊は7月の世界選手権男子200メートル自由形で優勝した。孫楊の金メダルが剥奪された場合、銀メダルだった松元克央(セントラルスポーツ)が1位に繰り上がり、日本水連の選考基準により東京五輪代表に決まる。
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