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元関脇・豊ノ島が引退「あっという間」 年寄「井筒」襲名

2020/4/17 21:17
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日本相撲協会は17日、小兵の技巧派で鳴らした元関脇豊ノ島(36)=本名梶原大樹、高知県出身、時津風部屋=の現役引退と年寄「井筒」襲名を発表した。今後は時津風部屋付きの親方として後進の指導に当たる。電話取材に応じた井筒親方は「長かったとも思うけれど、もう終わりかという感じ。あっという間だった」と心境を述べた。

1月の初場所で負け越した後は、家族の励ましで現役を続行。勝ち越せなければ引退と決めて臨んだ3月の春場所は東幕下2枚目で2勝5敗に終わり「終わりだなと思っていた」と話した。

豊ノ島は高知・宿毛高相撲部から2002年初場所初土俵。04年夏場所で体の小さな入門希望者を対象とした第2新弟子検査合格者では初の新十両を果たした。170センチ前後の身長ながら差し身の良さと鋭い投げを生かし、08年秋場所新関脇。思い出の一番には10年九州場所の横綱白鵬との優勝決定戦と16年初場所の大関琴奨菊戦を挙げ「この二つが記憶に残っている」と語った。

三賞は10度受賞し、三役在位は通算13場所。16年名古屋場所前に左アキレス腱(けん)断裂の重傷を負って幕内から幕下に転落したが、19年春場所に再入幕。今回の春場所から幕下に逆戻りしていた。〔共同〕

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