阪神・鳥谷が海外FA権行使へ 球団社長「全力で慰留」

海外フリーエージェント(FA)権を取得している阪神の鳥谷敬内野手(33)が権利を行使する意向を球団に示していることが31日、分かった。南信男球団社長が「本人からそういう話があったというのは聞いている。(海外移籍も)選択肢に入れるという話だった。行使?ということでしょう」と明らかにした。
米大リーグに挑戦する意志を持っているとされる鳥谷は2012年に海外FA権を取得したが、過去2年は行使しなかった。南球団社長は「(宣言残留が)理想。全力で慰留する」と話した。
また、国内FA権を取得した能見篤史投手(35)は昨オフに残留を示唆していたが、あらためて「(気持ちが)変わることはない」と明言した。〔共同〕