15歳ザギトワが女子SP首位 フィギュア欧州選手権
【モスクワ=共同】フィギュアスケートの欧州選手権第2日は18日、モスクワで女子ショートプログラム(SP)が行われ、グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)がほぼミスなしの演技を見せ、世界歴代2位の80.27点をマークして首位発進した。
右足故障からの復帰戦となった世界選手権2連覇のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)の着氷が乱れ、78.57点で2位。2014年ソチ冬季五輪銅メダルのカロリナ・コストナー(イタリア)が78.30点で3位につけた。
メドベージェワはひびが入った右足中足骨の治療のために昨年12月のGPファイナルとロシア選手権を欠場し、今季シニア転向のザギトワはメドベージェワが不在だった2大会を含めて5連勝中。平昌五輪前の直接対決に注目が集まっており、20日(日本時間21日)にフリーを実施する。