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柔道・古賀玄暉、亡き父に「結果で恩返し」 手紙で誓い

1992年バルセロナ五輪柔道金メダリストで3月24日に死去した古賀稔彦さんの次男、男子60キロ級の古賀玄暉(旭化成)が1日、東京都世田谷区の日体大で取材に応じ、53歳の若さで旅立った父への思いを語った。

全日本選抜体重別選手権に向け、調整する柔道男子60キロ級の古賀玄暉(右)。父稔彦さんへの思いを語った(1日、東京都世田谷区の日体大)=共同

22歳の古賀は今春、日体大を卒業し、3、4日の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)に出場する。父のひつぎに「結果を出して恩返しします」とつづった手紙を入れ、将来の五輪金メダルを誓ったという。

亡くなる前日の昼、川崎市内の自宅で病床に伏す父の足などを兄、妹と一緒に約1時間、マッサージした。がんとの闘病で憔悴し、会話はほぼできなかったが「死ぬとは思わなかった」。翌日亡きがらの手をさすった時、涙があふれた。

物心つく前から柔道着に袖を通し、父が設立した「古賀塾」で鍛えた。「練習でも、試合で負けても怒られたことは一度もない」。誰にでも優しく接し、対話を通して個々の考えを尊重する人間性こそ「男としての理想。見てきた中で一番格好いい」と憧れる。

センス抜群の天才肌。中高で日本一、ジュニアで世界一に輝き、着実に階段を上がってきた。選抜体重別は2024年パリ五輪へのスタートだ。

「きっと父は『試合に集中しろ』と言うと思っていた」と察し、通夜や告別式の日も休まず体を動かしてきた。「全ての力を出して、思い切った柔道をする」と天国の父に届く活躍を期した。〔共同〕

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