巨人・原監督、複雑な胸中 菅野のメジャー移籍容認に
巨人の原辰徳監督は26日、球団が菅野智之投手のポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍を容認したことに複雑な胸中を語った。監督とエースで、伯父とおいという親類関係でもあり「非常に難しいね。監督という立場であるならば、残ってくれるのがベスト。(本人は)一生懸命考えるでしょう。彼のことだから、だらだら考えないと思う」と話した。
チームは日本シリーズ4連敗での敗退から一夜明け、福岡市から帰京した。原監督は、第1戦で先発した菅野を第4戦でベンチに入れ、終盤にブルペンで準備させており「本人がベンチに入りたいと。本当は中4日で(第5戦の先発で)行く予定だった」と説明。菅野投手が第4戦で1回を投げた上で、第5戦があれば先発を志願していたと明らかにした。〔共同〕