日本ハム上沢「試合で投げられる」 左膝骨折から回復
日本ハムの上沢直之投手が21日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で約70球の投球練習を行い、昨年6月の左膝骨折からの順調な回復ぶりを示した。オンライン取材で「完璧とはいかないが、ある程度試合で投げられるレベルにはきているかな」と手応えを語った。

シーズン途中に復帰する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期となり、12球団が目指す6月後半の開幕に間に合う可能性がある。「いきなり1週目から投げられるかは分からないが、そこに合わせてやっていこうと思っている」と意気込んだ。
夏の甲子園大会は中止が決まった。自身は千葉・専大松戸高で出場を果たせなかった。「3年生の気持ちを考えるとつらい。ソフトバンクの高橋礼と何かできることはないかなと話した。試合を見せてあげたりしたいが、こういう状況なので」と話した。〔共同〕