陸上・多田「活躍できる選手に」 住友電工入社会見

住友電工陸上部が6日、大阪市内で新加入の短距離選手の記者会見を開き、来春入社する2017年世界選手権男子400メートルリレー銅メダリストの多田修平(関学大)は「2020年(東京五輪)を見据え、世界で活躍できる選手になりたい」と笑顔で抱負を語った。
多田は100メートルの自己ベストが10秒07。今夏のジャカルタ・アジア大会も男子400メートルリレーのメンバーとして20年ぶりの金メダル獲得に貢献した。今後は練習拠点を関東に移す意向も示した。
ANAから移籍し、12月1日付で入社したジャカルタ・アジア大会男子200メートル覇者の小池祐貴は「これまで以上にシビアになって力を引き上げていく」と表情を引き締めた。今年の日本学生対校選手権の男子100メートルを制し、来春入社する永田駿斗(慶大)は「力はまだまだ及ばないが(2人との)差を縮めていきたい」と意気込んだ。〔共同〕