体操・谷川翔「いい刺激になる」 セントラル入社会見

体操男子個人総合で2018、19年の全日本選手権を2連覇した谷川翔(21)=順大=が28日、今春入社するセントラルスポーツのオンライン記者会見に臨み「ずっと入りたいと思っていた。選手はみんな日本、世界のトップクラスなので、すごいいい刺激になる」と加入を決めた理由を語った。
19年世界選手権でともに団体総合銅メダルを獲得した兄の航が所属しており「心強い。一緒に頑張っていきたい」と笑顔を見せた。「東京五輪を絶対開催してほしいという気持ちがある。金メダルを取るのが一番大きな目標」と掲げ、4月からの五輪代表選考会に向け「(個人総合に必要な)6種目の強化をしっかりしていきたい」と意欲をのぞかせた。
谷川翔は19歳2カ月で臨んだ18年の全日本選手権で、個人総合では国内大会で約10年間無敗だった内村航平を破り、史上最年少優勝を果たした。
セントラルスポーツは04年アテネ五輪男子団体総合金メダルの冨田洋之、鹿島丈博らを輩出している。〔共同〕