日本ハム、西川のポスティング申請 有原に続き

日本ハムは3日、西川遥輝外野手(28)が米大リーグに移籍するためのポスティングシステムの申請手続きを日本野球機構(NPB)に行ったと発表した。大リーグ球団との交渉期間は日本時間3日午後10時から2021年1月3日午前7時までと通知された。日本ハムは有原航平投手もポスティング制度を利用して大リーグ移籍を目指している。
西川は昨年の契約更改交渉の席で球団にメジャー挑戦を要望。今季の最終戦後にも気持ちが変わっていないことを表明し、球団は容認する方針を示していた。今季が10年目で国内フリーエージェント(FA)権を取得したばかりで、大リーグ移籍にはポスティング制度を利用する必要がある。
西川は智弁和歌山高から11年にドラフト2位で入団し、3度の盗塁王に輝くなど俊足巧打の外野手として活躍。今季は115試合に出場して打率3割6厘、5本塁打、39打点、42盗塁だった。通算では1097試合で打率2割8分6厘、51本塁打、346打点、287盗塁。
〔共同〕