米国選手団、五輪参加に変更なし 選手にワクチン接種見通し
【ニューヨーク=共同】米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のハーシュランド最高経営責任者(CEO)が10日、電話会見に応じ、同国選手団の東京五輪参加の方針に変更がないことを明らかにした。「参加をためらう報告は一切聞いていない。米国の選手たちは参加を熱望しているし、準備もできている」と語った。
選手が新型コロナウイルスのワクチンを接種し、東京五輪に臨む見通しも示した。「大会までに迅速かつ容易にワクチンを接種できるという点について、以前よりも前向きに捉えている」と話した。一方で接種を義務付ける考えはないとし「接種しないことを選ぶ選手もいると思うが、その権利は尊重したい」と説明した。
米メディアによると、国内では既に約3290万人が必要な回数のワクチン接種を終えている。