高梨、4大会ぶり「銀」 世界ノルディック
【オーベルストドルフ(ドイツ)=共同】ノルディックスキーの世界選手権第7日は3日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、初実施のジャンプ女子個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS137メートル)で高梨沙羅(クラレ)が合計287.9点で2位となった。個人種目で日本女子初の優勝は逃したが、2013年以来4大会ぶりの銀メダル獲得。3位だった2月25日の個人ノーマルヒルに続き、今大会2度目の表彰台に立った。

1回目に126メートルで4位につけ、2回目に134メートルまで伸ばし、順位を二つ上げた。ノーマルヒル2位で平昌冬季五輪女王のマーレン・ルンビ(ノルウェー)が128メートル、130.5メートルの296.6点で金メダルに輝いた。
伊藤有希(土屋ホーム)は13位、丸山希(明大)は18位、岩渕香里(北野建設)は29位だった。