センバツ、21世紀枠1増の4校に 候補は9校
日本高野連は13日、第93回選抜高校野球大会の運営委員会を開き、21世紀枠の出場校を1校増やして、4校にすると発表した。21世紀枠の候補は9校。東日本と西日本からそれぞれ1校、残り7校から地域を限定せずに2校を選出する。
例年は秋に開催される明治神宮大会の優勝校の地区に出場枠が与えられるが、昨秋は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。運営委は「高校球児が新型コロナウイルスによる感染症と向き合ってきたことを踏まえた」とした上で、「それぞれ創意工夫を続け、高校生活や部活動に真摯に取り組んでいる学校に光を当てることが、全国の球児や高校野球ファンを勇気づけることにつながる」として、21世紀枠の増加を決めた。
候補9校は知内(北海道)八戸西(青森)石橋(栃木)富山北部・水橋(富山)三島南(静岡)東播磨(兵庫)矢上(島根)川之石(愛媛)具志川商(沖縄)。〔共同〕