神戸・古橋「積極的に仕掛ける」 サッカーACL、10日水原戦
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の日本勢で唯一8強入りした神戸は、10日にカタールのアルワクラで行われる準々決勝で水原(韓国)と対戦する。9日に試合会場で記者会見した古橋は「勝利に貢献できるように、積極的に仕掛けていきたい」と静かに闘志を燃やした。キックオフは午後5時(日本時間同11時)。
水原とは1次リーグG組で1勝1敗。中断前の2月に敵地で行われた1戦目は、試合終了間際の古橋のゴールで1-0と競り勝った。今月4日に行われた2戦目は0-2の黒星。ただ、既に同組1位通過が決まった後の試合で、神戸はベストメンバーではなかった。
7日の決勝トーナメント1回戦のように、鋭い出足で攻守に連動した戦いができれば勝機は広がる。相手のセットプレーには注意が必要だろう。前の試合で右脚を痛めた大黒柱のイニエスタの状態も鍵。三浦監督は「負ければ終わりという中で、選手の気持ちが相手を上回れるよう、みんなでいい準備をしている」と語った。〔共同〕