トレード・新規契約の期間終了 沢村・香月の交換など成立
プロ野球の今季中のトレードと新規契約が可能な期間が30日、終了した。今季は新型コロナウイルス感染拡大でシーズン開幕が遅れたため、期限が例年の7月末より2カ月遅くなった。6月19日の開幕以降に公示されたトレードは、巨人から沢村、ロッテから香月が移籍したトレードなど6件だった。
巨人は香月の他、楽天から池田駿との交換でウィーラー、高田との交換で高梨を獲得した。阪神から飯田優、オリックスから小林が移籍したトレードも成立。楽天は金銭トレードで広島からジョンソン、巨人から田中貴を獲得した。
開幕後に支配下選手として加入した外国人選手はロッテのチェン・ウェインだけだった。西武は体調面の不調で契約保留選手となっていた多和田と契約した。育成選手からは15人が支配下選手に昇格した。
戦力外などにより契約を放棄された選手を他球団が獲得するウエーバー移籍は、10月1日以降も可能となっている。〔共同〕