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横綱の暴力「引退勧告以上」 相撲協会が再発防止策

2018/12/19 19:43
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理事会後、記者会見する日本相撲協会の八角理事長(中央)ら(19日午後、東京都墨田区の両国国技館)=共同

理事会後、記者会見する日本相撲協会の八角理事長(中央)ら(19日午後、東京都墨田区の両国国技館)=共同

日本相撲協会は19日、東京都墨田区の両国国技館で理事会を開いて暴力問題の再発防止に向けた対策を決め、横綱が付け人などに暴力を振るった場合は引退勧告以上、大関以下の関取は出場停止1場所などとする処分基準を承認した。記者会見した八角理事長(元横綱北勝海)は「指導を粘り強く、こまめにやっていく。親方衆(の暴力)には現役力士以上に厳しく対処する」と話した。

幕下以下の力士は暴力の内容などを検討し、出場停止やけん責など処分を判断していく。協会の鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は「番付が高い力士ほど処分は厳しい。手本となり、しっかりと自分を律してほしいというメッセージでもある」と説明した。

道具を用いての暴力や稽古中に握り拳で殴ること、指導の範囲を逸脱したしごきなどの禁止行為を具体的に挙げた暴力禁止規定を定めた。青沼隆之前名古屋高検検事長を委員長とし、有識者3人を含む9人で構成するコンプライアンス(法令順守)委員会も発足。教育研修担当顧問には元参院法務委員会調査室長の櫟原利明氏が就任した。

また、相撲協会は冬巡業先で4日に付け人を暴行した元幕内貴ノ岩の監督責任を問い、師匠だった千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)にけん責処分を科した。元貴ノ岩は既に引退したため、処分しなかった。

国技館では、十両以上の関取を対象に「付け人に関する特別研修会」も実施された。元貴ノ岩の暴行問題を受け、来年2月に予定していた研修会を前倒しした。

角界では昨年の元横綱日馬富士の元貴ノ岩に対する傷害事件以降も暴力問題が続出している。〔共同〕

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