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セメンヤ選手の訴え退ける CAS、男性ホルモン値で出場制限

2019/5/1 21:38
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【ロンドン=共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は1日、陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤ選手(28)=南アフリカ=が男性ホルモンのテストステロン値の高い女子選手の出場資格を制限する国際陸上競技連盟の新規定撤回を求めた訴えを退けた。裁定を受け、国際陸連は8日から新規定を適用すると発表した。

新規定は女子の400メートル~1マイルの間の種目について定めたもの。CASはこれを「差別的」と認めた上で、国際陸連の主張する「女子選手の公平性を守る」という目的のために「必要である」と結論付けた。ただ1500メートルと1マイルについては値が高いことによる優位性の根拠が十分でないとし、適用を遅らせるよう提言した。AP通信によると、セメンヤ選手は弁護士を通じて声明を出し「私を狙い打ちしている。この10年、国際陸連は私を遅くしようとしてきた。再び克服し、若い女性とアスリートを鼓舞し続ける」と述べた。

国際陸連は昨年4月に新規定を同11月に導入すると発表。同6月にセメンヤ選手と南アフリカ陸連が新規定は不当としてCASに提訴し、導入が延期された。同9月には国連人権理事会が国際陸連のセバスチャン・コー会長宛てに「スポーツ組織は選手の人権を守り、大会に出る女子選手に不必要な医療行為を強いてはならない」などとした文書を送るなど、人権の観点からも注目されていた。

セメンヤ選手は先天的にテストステロン値が高いとされる。2009年世界選手権を制した際に性別疑惑が持ち上がったが、国際陸連の調査の末に大会参加が認められて12年ロンドン五輪を制するなど活躍している。

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