脇本・新田、東京五輪で「金」宣言 自転車トラック
東京五輪の自転車トラック種目の日本代表が9日、オンライン取材に応じ、男子ケイリンの脇本雄太(日本競輪選手会)は「自分への期待も重圧もある。日本発祥のスポーツで金メダルを取る」と誓い、新田祐大(日本競輪選手会)も「たくさんの選手の思いを乗せて走る。金しかない」と宣言した。

空気抵抗を少なくするフォーム改造に昨年から取り組む脇本は「手応えを得ている」と強調し、新田は課題の持久力について「100パーセントになった」と自信を示した。
昨年の世界選手権女子オムニアムを制した梶原悠未(筑波大大学院)は「朝起きてから夜寝るまで金メダルが頭から離れない。(新型コロナウイルス禍でも)夢が追いかけられる状況に感謝している」と語った。
日本競輪選手会の2人、女子ケイリンの小林優香は「本番へもっとスキルアップする」と、男子オムニアムの橋本英也は「世界と戦える仕上がりだ」と述べた。女子マディソンで梶原と組む中村妃智(JPF)は「メダルを持ち帰りたい」と意気込んだ。〔共同〕