スケート連盟、世界スピードに選手派遣せず W杯も不参加
日本スケート連盟は25日、オランダのヘーレンフェインで来年2月11~14日に開催されるスピードスケートの世界選手権への選手派遣を見送ると発表した。新型コロナウイルスの感染を懸念し、24日の理事会で決定。これにより、日本勢は今季の主要国際大会には出ないことになった。
国際スケート連盟(ISU)は当初、世界選手権を2022年2月の北京五輪のテスト大会として来年2月に計画していたが、コロナ禍の影響で北京開催を断念。代替地を模索し、24日にヘーレンフェインでの実施を発表した。
各地を転戦するワールドカップ(W杯)は年内の4戦が全て取りやめ。来年1月に当初予定になかった2大会のヘーレンフェイン開催が検討されているものの、日本は既に不参加の方針を示している。2月の第5戦(長春=中国)、3月の最終第6戦(ヘーレンフェイン)も中止が決まった。〔共同〕