10月に行われた柔道の全日本学生体重別団体優勝大会で誤審があったとして、全日本柔道連盟(全柔連)が試合を担当した主審や副審ら4人に11月下旬から2カ月の資格停止処分を科したことが5日、関係者への取材で分かった。
国内主要大会を任される最上位「Sライセンス」の主審は来年度から一つ下の「A」での登録を要請され承諾。全柔連の「公認審判員規定」にはミスによる資格の扱いについて明記されていない中で、事実上の「降格」となる異例の措置だ。
問題となったのは日体大と国士舘大の準決勝の中堅戦。国士舘大の選手が日体大の選手を抑え込んだが、主審が見逃し、技ありのポイントが与えられる10秒を経過した後に「待て」を宣告。誤審の指摘があり、寝技の状態からやり直しとなったものの、引き分けに終わった。試合は代表戦の末に日体大が決勝に進み、初優勝した。
全柔連はこの一件を受け、資格剥奪などを含む規定の改定に着手。全柔連の大迫明伸審判委員長は「柔道界に与える影響が大きい問題で、審判員の信頼に関わる」との認識を示した。〔共同〕
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