菅野のメジャー移籍不成立の可能性も 米報道、8日交渉期限
【ニューヨーク=共同】米スポーツ専門局ESPN(電子版)は5日、プロ野球巨人からポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指している菅野智之投手が東部時間7日午後5時(日本時間8日午前7時)の期限までに契約を締結しない可能性が高まっていると報じた。
記事では期待通りのオファーを受けていないと指摘。「メッツは候補から外れ、ジャイアンツやレッドソックスは菅野側が望む条件を満たさないだろう」と記した。パドレス、エンゼルス、ブルージェイズも候補に入っているが「目立って積極的な球団はない」という。
今オフの移籍市場は新型コロナウイルスの影響で停滞している。巨人から毎シーズン後に途中で破棄できる4年契約を提示されたといわれる菅野が、海外フリーエージェント権を取得する来オフに譲渡金の発生しない形で再度移籍を目指すことも考えられ、メジャーの各球団は慎重に交渉を進めているとみられる。
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