バルサ安部が右太もも手術 5カ月離脱、五輪絶望的

【ベルリン=共同】サッカー、スペイン1部リーグのバルセロナは11日、Bチームでプレーする21歳のFW安部裕葵が右太もも裏の腱(けん)の手術を受け、5カ月間離脱すると発表した。7月に開幕する東京五輪の代表入りは絶望的となった。
切れのあるドリブルを武器とする安部は、昨年夏にJ1鹿島からバルセロナへ移籍。2部B(3部相当)のリーグ戦で20試合に出場し、4ゴールを記録していた。今月2日のリーグ戦で負傷し、フィンランドで手術を受けた。
安部は2018年にJリーグで最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」に輝いた。若手主体で臨んだ昨年の南米選手権でフル代表デビューし、東京五輪年代のチームの国際親善試合にも選ばれていた。