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唾液検査を毎日実施へ 東京五輪・パラ、変異型の対策強化

東京五輪・パラリンピックに参加する選手への定期的な新型コロナウイルス検査について、政府や大会組織委員会が、唾液の採取による検査を基本とし、原則毎日行う方針を固めたことが20日、分かった。効率的な検査方法を採用し「少なくとも4日に1度」としていた従来の計画より検査頻度を上げることで、早期に感染者を発見する検査体制を構築する。感染力が強いとされる変異株の流行を受け「安全、安心」の確保へ対策を強化する狙いがある。

今月末に公表予定の選手向けの「プレーブック(規則集)」第2版に盛り込む方向で、国際オリンピック委員会(IOC)と細部を調整している。複数の大会関係者が明らかにした。

世界各国・地域から集まる選手の定期検査は基本的に東京・晴海の選手村内の「検体採取センター」で実施予定。唾液の採取は、検体すり替えなどの不正を防止するため、ドーピング検査と同様に原則、監視下で行う。唾液は、鼻の奥の粘液を綿棒で取る方法よりも、安全で簡単に検体を採取できる利点がある。多くの人を効率的に検査することにつながり、選手の負担も軽減されそうだ。

分析方法は、抗原検査かPCR検査のどちらかで検討が続いている。唾液検査で結果が陽性だった場合には、診断確定のため、鼻の粘液を採取するPCR検査で再検査を行う案が出ている。

検査スケジュールは、可能な限り毎日検査をするとの方針に基づき、競技ごとに策定する。競技の前日や当日は免除される場合もある。

一方、発熱やせきなどの症状が出た選手は、選手村診療所の発熱外来で鼻の粘液を採取するPCR検査を行う。陽性と診断された選手は速やかに隔離する方針だ。

政府や組織委は、選手以外の大会関係者についても、厳格な感染対策を講じる必要があるとして、定期的な検査を実施する方向で調整している。移動手段や行動制限などの具体策のとりまとめを急いでおり、プレーブックの公表前に昨年12月以来となるコロナ対策調整会議を開いて協議する。〔共同〕

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