柔道マスターズ、大野が優勝 橋本・鍋倉は決勝敗退

柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会第2日は12日、ドーハで男女各2階級が行われ、女子70キロ級で31歳の大野陽子(コマツ)が決勝でロシア選手に寝技で一本勝ちし、優勝した。
男子73キロ級で2017年世界王者の橋本壮市(パーク24)は初戦の2回戦から3試合を勝ち抜いて進んだ決勝で、京都市育ちの在日3世で18年世界一の安昌林(韓国)に反則負けした。
女子63キロ級の鍋倉那美は決勝で世界選手権3連覇中のクラリス・アグベニェヌ(フランス)に一本負け。男子81キロ級に日本勢は出場していない。
大会は五輪、世界選手権に次ぐ格付け。無観客開催など新型コロナウイルス対策を講じた上で実施された。〔共同〕