ロッテ安田、目標は3割20本塁打 柳田から助言も
ロッテの安田尚憲内野手は26日、ZOZOマリンスタジアムで練習後にオンライン取材に応じ、打率3割、20本塁打を目標に掲げた。1月に佐賀県の嬉野温泉で一緒にトレーニングを行ったソフトバンクの柳田から「打率3割か20本塁打どっちかを達成しろよ」と言葉を掛けられたそうで「両方できればベスト」と表情を引き締めた。
昨季のパ・リーグ最優秀選手(MVP)の打撃練習を間近で見学し、スピンを利かせた高い軌道の飛球を打つイメージをふくらませた。温泉に一緒に入る機会もあり、弱気にならず前向きさを保つ精神面での助言も受けた。「日本一の選手とやらせてもらい、勉強になることがたくさんあった」とうなずいた。
昨季は優勝争いの中で4番を任された。キャンプでは2004年に三冠王を獲得した松中氏が臨時コーチを務める。「子どもの頃から見ていたスター選手。速い直球の打ち方など、いろいろな話ができたら」と心待ちにしていた。〔共同〕