不振の男子バレー、中垣内監督の続投決定
日本バレーボール協会は20日、東京都内で臨時理事会を開き、日本代表男子の中垣内祐一監督(51)の続投を決めた。9月の世界選手権では1次リーグで敗退し、進退が議論されていた。嶋岡健治会長は「2年間の基礎をもとにして、さらにその上に(2020年東京五輪まで)1年半の時間をかけて進んでいく。全面的に支えていく」と話した。
元代表エースの中垣内監督は昨年から指揮を執っているが、ワールドグランドチャンピオンズカップは5戦全敗。今年の世界選手権では16チームによる2次リーグに進めず、1998年大会の15位を下回る過去最低の成績に終わった。10月に2度行われた監督を評価する監督選考委員会では続投か解任かの結論は出ず、この日の臨時理事会で会長一任となり、決まった。東京五輪は開催国枠での出場が決まっている。女子代表の中田久美監督の続投も決まった。〔共同〕
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