リオ五輪、パラ女王が旗手に イランのアーチェリー選手
【ロンドン=共同】2012年ロンドン・パラリンピックのアーチェリー(車いす)でイランの女子選手としてパラ、五輪を通じて初の金メダルを獲得したザハラ・ネマティ(30)が、リオデジャネイロ五輪では同国選手団の旗手に起用されることになった。英BBC放送(電子版)などが25日伝えた。
世界アーチェリー連盟の公式サイトによると、04年に自動車事故で脊椎を損傷し、テコンドーから転向した同選手は「すべての障害のある人たちに諦めないでと伝えたい。何でもできる」とのコメントを発表した。
昨年は五輪とパラの両方で出場枠を獲得した。アーチェリーでは車いす選手も健常者の大会に出場することが一般的に認められている。