阪神・矢野監督「迷惑掛け、申し訳ない」 選手感染で謝罪
3選手が新型コロナウイルスに感染したプロ野球阪神の矢野燿大監督が7日、兵庫県西宮市内で取材に応じ「球界にも、地域の皆さんにも多大な迷惑を掛けてしまった。本当に申し訳ない」と謝罪した。選手の感染が確認されて以来、初めて報道陣の取材に対応した。
球団は3月27日に藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手の新型コロナウイルス感染を発表し、チームは活動を停止している。新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を踏まえ、谷本修球団本部長は、近日中の練習再開について「難しいと思っている」との認識を示した。
矢野監督も「また誰か(感染者が)出ると迷惑を掛けてしまう。段階を踏んで、しっかり見極めながらやっていくべきだ」と慎重な姿勢だった。〔共同〕