鉄棒専念の内村航平は6位 全日本シニア体操
体操の全日本シニア選手権は22日、群馬県の高崎アリーナで行われ、男子鉄棒で来夏の東京五輪代表入りを目指す内村航平(リンガーハット)は種目別に専念後初めての大会でミスが出て、14.200点で6位だった。宮地秀享(茗渓ク)が最高I難度の離れ技「ミヤチ」を決め、15.366点で制した。

萱和磨(セントラルスポーツ)が個人総合で6種目合計86.998点を出して2連覇し、団体総合と平行棒を合わせて3冠となった。
女子は村上茉愛(日体ク)が個人総合で4種目合計56.600点をマークして2連覇し、跳馬と床運動を合わせて3冠に輝いた。2月に左アキレス腱を断裂してから初めての実戦だった寺本明日香(ミキハウス)は唯一出場した段違い平行棒で13.966点の2位。団体総合では加納クが初優勝した。〔共同〕