バレー石川「異変感じたら休んで」 感染予防の啓発活動開始
バレーボール男子日本代表のエース、石川祐希選手(ミラノ)が4日、小中高生向けに新型コロナウイルスの感染予防を啓発する活動を始めた。8ページのガイドブックを作成し、競技をする上で注意すべき点を紹介。オンライン記者会見で「感染が怖いからと競技人口が減っていく可能性がある。バレーボールがなくなってほしくないという思いで発信した」と話した。
「体調に異変を感じたら勇気を持って練習を休む」という基本的なことから「プレー中は手で汗や靴裏を拭かない」など、無意識な行為への注意も呼びかけた。ガイドブックは自身の経験を基に、神戸大病院の監修を受け、チームごとに取り組みを考えるためのワークシートも作成。石川選手は「いろいろなガイドラインが出されている中でやっていいこと、やってはいけないことを選手目線で伝えられる」と狙いを話した。
ガイドブック、ワークシートは特設サイトから無料でダウンロードできる。〔共同〕