大迫・設楽悠らが出場 東京マラソン、招待選手発表
東京五輪男子代表の残り1枠を争う東京マラソン(3月1日)の招待選手が28日に発表され、日本記録を持つ大迫傑(ナイキ)や前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)、ジャカルタ・アジア大会優勝の井上大仁(MHPS)らが名を連ねた。

五輪代表は昨年9月の代表選考会で2人が決定。東京か3月8日のびわ湖毎日で2時間5分50秒の日本記録を破った最速選手が最後の1人に決まり、該当者が出なければ選考会3位だった大迫となる。自己記録が2時間6分11秒の設楽悠は記者会見で「日本記録を更新しないと話にならない。残り1カ月、集中してトレーニングを積んでいきたい」と述べた。
海外勢は2連覇を狙うビルハヌ・レゲセ(エチオピア)ら2時間2~4分台の記録を持つ選手が8人出場。ペースメーカーは同2分台と、同4分40秒~5分30秒のゴールを視野に入れた2段階を検討しており、設楽悠は「体調によってだが、今は(速い方に)ついていくつもり」と話した。
男子の日本勢は他に佐藤悠基(日清食品グループ)山本憲二(マツダ)村山謙太(旭化成)らが出場。女子は昨年覇者のルティ・アガ(エチオピア)ら2時間20分を切った実績のある選手が5人走る。〔共同〕