柔道の世界選手権を初制覇した女子78キロ超級の素根輝が10日、在学する岡山市の環太平洋大での優勝報告会に出席し「ずっと世界選手権を目標に練習してきたのでうれしい。自分のペースで試合を進めることができた」と喜びを語った。
持ち前のスタミナを生かして前に出る柔道を貫き、全5試合で一本勝ち。「組手を徹底でき、先に仕掛けていけた。絶対に負けない気持ちも出せた」と胸を張った。環太平洋大で総監督を務める1992年バルセロナ五輪王者の古賀稔彦氏も「勝負が決するまで攻め続けることができた」と高く評価した。
11月のグランドスラム大阪大会を制し、全日本柔道連盟強化委員会で出席者の3分の2以上の賛成を得れば東京五輪代表に決まる。素根は「ここで終わりじゃない。すぐに次の試合があるので、勝てるように頑張る」と気を引き締めた。〔共同〕
空手の全日本選手権最終日は8日、群馬県の高崎アリーナで行われ、形で東京五輪の代表に確定している男子の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が史上最多に並ぶ8連覇、女子の清水希容(ミキハウス)が7連覇をそれぞれ達成
ボクシング女子の東京五輪予選出場権を懸けたプレーオフが8日、東京都板橋区の東洋大総合スポーツセンターで行われ、フライ級は並木月海(自衛隊)、フェザー級は入江聖奈(日体大)、ライト級は浜本紗也(日大)
【ニューヨーク=共同】国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級暫定王座決定戦は7日、ニューヨークで行われ、同級1位で29歳の岩佐亮佑(セレス)が同級3位のマーロン・タパレス(フィリピン)を11